第5回 江戸ポタリング 〜元禄忠臣蔵を自転車で走る会
東京を自転車で走る会のメーリングリストで 12 月 16 日の企画「第5回 江戸ポタリング 〜元禄忠臣蔵を自転車で走る会」がアナウンスされたので一部を抜粋して紹介します.
今回の江戸ポタリングは、元禄忠臣蔵を自転車で走る会です。
今を遡ること300年とちょっと、元禄15年(1702年)の12月14日深夜、赤穂班の浪士47名が、本所の吉良上野介義央の屋敷に討ち入りをしました。
亡き主君の浅野内匠頭長矩の無念を晴らすという「赤穂事件」は、「元禄忠臣蔵」として今日でも日本人の心を揺るがし続けています。
そこで、今回の江戸ポタは、一連の赤穂事件を時系列で追いつつ、往時を偲ぶ自転車の旅を行います。
- 第1幕 刃傷事件から内匠頭の切腹まで
- 浅野内匠頭は大手門から登城し、松の廊下で吉良上野介に刃傷に及び、不浄門とされた平川門から籠に乗せられ、外に出されました。そのまま田村右京大夫の屋敷に運び込まれ、座敷牢で処分を待っていると、程なく大目付らが到着し、切腹を申し渡されました。
- コース:東京駅 → 大手門 → 皇居東御苑内(松の廊下跡・平川門) → 浅野内匠頭切腹跡の石碑(新橋4丁目) → 新正堂の切腹最中(1個170円)
- 第2幕 討ち入りの決意・・・深川会議
- 赤穂藩5万3千石はお取りつぶしとなり、吉良家はお咎めなし。浅野家家臣らは喧嘩両成敗の鉄則に反すとして上野介の処分を切望するものの聞き入れられませんでした。国許で留守を預かっていた家老の大石蔵之助良雄は、内匠頭の弟を立てて浅野家の再興に期待をつなぎますが、その望みも絶たれてしまいます。その後、赤穂浪士たちは、亡君の遺恨を晴らそうと結束、念入りな準備をし、富岡八幡宮門前の料理茶屋で最後の会議を開きます。起請文に署名をし、血判を押したと言われています。
- コース:新橋 → 富岡八幡宮 → 門前仲町で昼食
- 第3幕 各々方、いざ討ち入りの時
- 大石蔵之助率いる赤穂浪士47人は、12月14日の深夜(今で言うと15日未明)本所の吉良邸に討ち入りに入ります。2時間に及ぶ激闘の末、上野介の首を取ります。本会を遂げた浪士たちは、邸内の火の始末をして裏門から退出します。途中、回向院で休もうとしますが門前払いを受け、両国橋のたもとで一休み。川沿いを歩きながら永代橋を渡り、元の浅野家上屋敷の前を通り、築地本願寺前を通って、内匠頭が眠る泉岳寺に到着したのは翌日の午前9時頃。上野介の首を井戸で洗い、主君の墓前に供えました。その後、仙石邸に自首をし、沙汰を待ちます。翌年2月4日、幕府により切腹を命ぜられ、赤穂事件は終了します。
- コース:門前仲町 → 本所吉良邸 → 両国大川屋の吉良まんじゅう(1個180円)→ 両国橋橋詰 → 永代橋 → 浅野内匠頭邸跡 → 築地本願寺 → 泉岳寺→ 仙石邸跡(47士の現代アート)
- ■開 催 日:
- 平成18年12月16日(土) 10:00〜16:00(16:00からは交流懇談会)
- ■集合場所:
- 東京駅 丸ノ内中央口
- ■交流会場:
- サロン集&YU(港区西新橋2-13-6 ミタニビル3F)
- ■参加費:
- 500円(資料、保険料など) *別途各自昼食代が必要です。
- ■定 員:
- 47名(赤穂四十七士にちなんで)
- ■申し込み:
- 12月14日(木)討ち入りの日のまでにお申込ください。
- ■レンタサイクル:
- 文京区春日町のレンタサイクルがオススメ。料金は500円。春日町で借りる方は9:30分までに借りて交差点に集合し、みんなで東京駅に向かいます。借りる方は身分証明が必要です。
- ■主催:
- 東京を自転車で走る会
問い合わせは,事務局の橋本さんまで.